JLPT N1の文法 grammar: ~をよそに


 意味

 ~を無視して、~を気にしないで、~を他に置いておいて、~を自分には無関係なものとして

 

「よそ(余所)」の元の意味

1. ほかの所。別の場所。「よそから来た人」「車の運転をするときはよそ見をしてはいけない」「どこかよその店に行きましょう」

2. 自分の家以外の所。また、自分の所属している団体以外の所。「よその会社」「よその人」

3. 自分には直接関係のないこと。関心のないこと。

 例文

① 息子は私たちの期待をよそに、学校にも行かず家でゴロゴロしている。

② 真面目に働く同僚たちをよそに彼はくだらない新企画ばかりを作っている。

③ 野党の大反対をよそに、与党は採決に踏み切った。


<漢字の読み>
所属(しょぞく)、真面目(まじめ)、野党(やとう)、与党(よとう)、採決(さいけつ)、踏み切る(ふみきる)

英語は理解のためのヒントです。
① Despite our expectations, my son is rumbling at home without going to school.
② Aside from his serious colleagues, he is making only crappy new projects.
③ Despite the great opposition of the opposition party, the ruling party decided to vote.

 Quiz

QUIZ:1       をよそに彼は一人で旅に出た。
  1 周囲が心配した
  2 周囲が心配
  3 周囲の心配する
  4 周囲の心配
   

QUIZ:2       をよそに工場の建設が進められた。
  1 住民が反対している
  2 住民が反対
  3 住民の反対
  4 住民の反対した
   

周囲 しゅうい
建設 けんせつ

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~限りだ。

Updated Mar 19, 2021